買い替えた自動車が良いか悪いかは運だろう

自動車のような大きな買い物は、購入してみなければその良さや悪さを実感することは難しいと思います。試乗という方法はありますが、自動車は人間と同じように長い間付き合ってこそ、その良し悪しが理解できるものですので、数時間乗ったくらいではどのような自動車なのかわかりません。そのため、自動車を買い替える際に、その買い替えた自動車が良いか悪いかというのは買ってみなければ分からず、結局のところ運だろうと思います。そのため、自動車の買い替えについては運の要素を排除することはできないと考えられるのです。

h_049自分が乗り心地が良い自動車に買い換えようと考えたとしても、クッション性が悪くて乗り心地が悪いという自動車に当たることは十分に起こり得ます。乗り心地については自動車に乗り始めてから数日経ったくらいで気がつきますので、その時には買い替えた自動車を返品することは不可能です。また、自動車がトラブルを起こしやすいものであったとしても、気がつくのには数日かかることから、基本的に一度買い替えてしまった自動車の良さもしくは悪さに気がつくのは必ず購入した後なので、運の要素が排除できないことが十分に理解できるでしょう。
(参考:乗らなくなった車を「ゴミ」だと考えている人へ

このような特性から、自動車の買い替えは運試しの一つとして使用することもできるかもしれません。3年に一回ほど自動車を買い替えてみて、その自動車が自分にとって良いものであるとすれば後の3年間は運が良い、逆に自分にとって悪いものであったとすれば後の3年間は運が悪いと判断できるでしょう。

上記のような占い的なものに自動車の買い替えを利用するのはやや抵抗があるものの、どれだけ非科学的なものを否定したとしても自動車の買い替えに運の要素が大きく絡んでくるのは事実ですので、買い替えを行おうと考えている時は自分の運を限りなく高い状態にしておきましょう。そうすれば少なからず良い自動車に買い替えられるかもしれません。