乗らなくなった車を「ゴミ」だと考えている人へ

世の中にはどれだけ自分が愛着を持ってきた車であったとしても、乗らなくなった途端に「ゴミ」だと考える人がいるものです。自分が購入した車だから、それに対してどんな風に思おうが構わないだろうと思われるかもしれませんが、そのような人たちに一つ警告を鳴らしたいと思います。なぜなら、たとえ乗らなくなった車であったとしても、それは決してゴミなどではないからです。

私が伝えたいのは、乗らなくなった車であっても二つの役割があるということ。その一つ目としては、車は貴重な資源の集合体ということであります。乗れなくなった車であっても、その一つ一つの部品や機器は壊れておらず、別の車に取り付けることで再利用が可能です。それに車のボディは主に鉄からできていますし、その内部においても数々の鉄鋼素材をはじめ、貴重な金属や資源が使用されています。
(参考:自動車の買い替え時は決断が一番大事!

h_095それらの金属や資源は、ゴミとして処分されていくのではなく新たに利用されるように再生の過程を辿るのです。つまり、たとえ貴方にとっては乗ることがなくなったゴミのような存在であったとしても、総合的に見てみれば次の車の部品になったり、様々な産業素材へと有効活用される宝箱のような存在であると言えるでしょう。

そしてもう一つの役割としては、貴方の生活をともにすごしてきた車には貴方との多くの思い出が詰まっているということです。何気ない日常であったとしても、思い返してみればその車が関連している大きな思い出は多様にあるものでしょう。

このようなことからも、たとえ乗らなくなった車であってもそこには十分すぎるほどの資源、そして思い出が詰まっていることを意識し、ゴミだなんて考えないようにして下さい。

 

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